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RALLY MONGOLIA 2012 LASTETAP

仮の表彰式が終わると、バイクを駐車場に預けて(有料で洗車もしれくれるとの事)、ホテルの部屋にチェックイン。
みんな2~3人の相部屋みたいだったけど、ラッキーな事に僕は広いツインの部屋に一人という贅沢な身分だった(笑)

早速シャワーで身体を3度、入念に洗って8日分の汚れを落とし、フカフカのベットにダイブすると超キモチイイ~♪

晩飯は仲間内でホテル内の中華料理店でコース料理を食べた。
羊ばっかり食べてたので、久しぶりの中華は美味しかった。だいたい4000円くらいだったから妥当かなと思ったけど、
モンゴルの物価からすると実はかなり高い。
まあホテルのレストランだからやむを得ないだろう・・・


翌朝はバイクをコンテナヤードまで乗って行って、そこで帰りの荷物も仕分けしないといけない。

DCIM0185.jpg

なんと、コンテナヤードまでの道程もコマ図という・・・
まだラリーは終わってないのだ(笑)

発展途上国の都市っぽく、車の量も運転マナーも道の荒れ方もカオス的なウランバートル市内をおっかなびっくり走ってコンテナヤードに到着するも、水溜りだらけで、せっかく洗ったバイクもまた泥で汚れてしまった。

ここでもバイクの積み込み準備と荷物の仕分けの為に与えられた時間に限りがあり、猛ダッシュでアフリカにスペアのハンドルやチューブとか括り付けられるものは目一杯貼り付け、帰りの飛行機に持ち込むスーツケースに必要な物を詰め込んだ。

途中僕の目の前でミスコースしてはぐれてしまったタカネさんも、クローズ間際にようやく到着。

スーツケースはスタッフの車でホテルに運んでもらえるけど、人間は各自自力でホテルまで戻らないといけない。
歩くのには結構遠いし、いまの自分の場所も曖昧だったりするんだけど、タカネさんが停車中の車のドライバーと交渉してして白タクで連れてってもらえる事になった。
さすが、何度も出場してる人は要領をよくわきまえている。


ホテルに戻ると、正式な表彰セレモニーが開催される。

DCIM0187.jpg

部外者なジャイ子も、うなぎさんに上手い事金魚のフンさせてもらって会場に紛れ込み、それだけじゃなく怪我の痛みがひどくて欠席したカナイ君の席にちゃっかり陣取っていたりする・・・(-_-;)

NO21-058s.jpg

で、なんと!
ホンダ車クラスで優勝してしまった!!

完走できれば御の字と思っていたし、タイトルの事は眼中になかっただけに、思わぬご褒美をもらったみたいで嬉しかった♪

DCIM0186.jpg

思えば、我がアフリカツインでのモンゴル出場を表明したときには、ほとんどの人から「ホントにアフリカで行くの?」と言われたし、マシン用意する余裕がないなら自分のバイクを貸してくれるとまで言って下さった方もいた。

もちろんそれは現実を知ってればこその率直な忠告でありがたかったし、重く古いバイクでの挑戦は生易しいものじゃないんだと身の引き締まる思いがした。
それでも2度目が約束されてるならまだしも、1度しかないかもしれないチャンスにあえて他のバイクで出場するのは僕にとっては「違う」としか思えなかった。

いざ走ってみると当然ながら、軽くてパワフルでしなやかな脚をもった今どきのラリーマシンと比べると、アフリカツインにはなんのアドバンテージもなかった。
だけど、だからと言って決して戦えないレベルじゃないという手応えはあった。
長年乗り続けてきたおかげで、弱点や限界を知ってるのはある意味強みにもなる。
この限られたポテンシャルをいかに活かして無事ウランバートルまで帰り着くか・・・
その事を常に念頭に入れてコントロールし続けた。他ならぬ自分自身との闘い。

クライマックスは早くも2日目にやってきた。
オカマを掘られるというまさかの出来事で転倒したのをきっかけに、
ミスコースの揚句に泥沼にハマってしまい、3人掛りでも脱出できず万事休す。
「リタイア」の文字が脳裏をよぎった。救助要請はしたが泥を掘り続けた。
カミオンバレイに追い付かれる前に運よく復帰できたものの、オンコースに立ち塞がった広大な湿地帯を前に日没で迂回路を見失った。
カミオンバレイと合流しルートを探す鈍行の旅。タイヤが回らなくなるほど泥まみれになり倒れたアフリカツインはとんでもなく重たかった・・・
夜通し走り続けてビバークを目前にしながら迷い込んだ砂丘。深い砂にハンドルを取られながらも最後の力を振り絞って走り続けた。
いろんな事がありすぎてすごく長い一日だったんだけど、午前4時のカレーライスで全部報われたような気がしたんだよね。
当然ながら順位はほとんど最後の方まで下がってしまったけど、僕がこのモンゴルを最後まで走り切る為には必要な試練だったんだと今でもそう思う。

この一日を乗り越えられた事が、僕にとっては中盤以降の大きな自信になったし精神的にも見知らぬ地を走る緊張感から解放され、心底ラリーモンゴリアを愉しむ余裕を見出す事ができたように思う。

2012年のラリーモンゴリアは60年ぶりと言われる異常気象で、ルートは荒れに荒れて、
怖いながらも楽しみにしてたスガワラ峠越えがキャンセルになったり、7本のSSの内3つもキャンセルになってしまったのは残念だったけど、

大草原に無数に広がるパラレルピスト。
洪水の街。
見渡す限りの地平線。
真夜中の湿地帯で見上げた満天の星々。
神秘的な湖。
ゾーモットへ向かう険しいルート。
黄昏に白く浮かび上がったドライレイク。
砂漠のオアシスでの休息。
恐竜の谷。
延々と続いた南ゴビの乾燥地帯。
美しいホンゴル砂丘。
道なき山岳地帯。
増水した川渡り・・・

日本ではありえないスケール。まさに地球を肌身に感じながらの冒険は本当に素晴らしかった。
この経験は間違いなく一生ものの思い出となるだろうし、もし出場をためらっていたら永遠に後悔していただろう。
思い切って一歩踏み出した本当に良かったと思う。

すごく遅いペースで長々と書き綴ってきたので、随分時間が経ってしまったけど、
主催のSSERとボランティスタッフの方々。
メカサポートをお願いしたミサイルファクトリーのogwさん、助手のシラスさん。
モンゴルの大地を共に駆け抜けたラリー仲間。
参加表明してからゴールまで、沢山のアドバイスとサポート、応援を下さったみなさんに、
今さらながら、あらためてありがとうと言いたい。


NO21-021 (640x426)

SSER FAcoat Rally Mongolia 2012

#21 OSAMU KURODA
HONDA XRV750 AfricaTwin(1998)

RESULT
Time: 55:00:00(←なんと秒単位でキリよく55時間ジャスト)
General:28th
Moto:18th
Group1-3:10th
Manufacturer Class HONDA:1st



おしまいっ!!

(動画の総集編を作れというリクエストもあるんだが・・・)

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テーマ : モータースポーツ
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

96channel

Author:96channel
1973年9月生まれ♂
広島県尾道市出身
大阪市在住

営業職(機械)

資格・技能
・大型自動車
・大型自動二輪
・英検2級
・MOS2002Master
・フォークリフト
・小型移動式クレーン
・玉掛け
・アマチュア無線4級
・二輪車安全運転
    特別指導員

趣味・特技
・オートバイ
 ツーリング・オフロードなど
・DIY
・ハイキングやキャンプ、スキーなどアウトドア全般
・読書、映画、音楽などインドア系も好き

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