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RALLY MONGOLIA 2012 ETAP7-4 怪しくなる雲行きの巻

ラリー界の鉄人、スガワラ会長が水没する場面のの一部始終を目撃してしまったが、どうしよう?

ナビのタカハシさんが牽引ロープを持って脱出してきたが(前の記事の写真のとおり)、
少なくともこの川の深さと広さでは、不動のジムニーを人力で引き上げるのは無理だろう・・・

それでも微力ながら引き揚げに力を貸すべきか、それとも自分のラリーに徹するべきか。
そんな心の葛藤に揺れてるところに、対岸から地元のものらしい一台のランクルが川を渡ってきて、こちらの岸に上がったところで停まった。

どうやら車で引っ張り出してやろうという事らしい。

その様子を見て意を決した。
申し訳ないけど、救助は村人と車に任せる事にする。

競技なのだから別に誰からも責められる事はないだろうけど、どうもラリーという奴は進めば進むほど妙に一体感が増してきて、知らない人ならともかく、他の人がトラブってるのを放っておけなくなってくる。
僕自身ここまで、何度も助けられたり他の人と協力しながら困難を乗り越えてここまでやってきた訳だし…

なんだか自分が薄情な人間のような、罪悪感に後ろ髪を引かれながらもこのドラマティックな川を後にする。


ちなみに・・・
その後、川から引き揚げられたジムニーはエンジン内まで水が入り、そのままでは走行不能な状態だったのだけど、
30年に渡ってダカールラリーで活躍し続けて何度も修羅場を乗り越えてきたスガワラ会長の豊かな経験と不屈の精神により、的確かつ迅速な復旧作業を経て無事復活し、完走したのだった。

そのときの様子はナビゲーターのタカハシさんのレポートを是非読んで頂きたい。
http://www.j-r-m.co.jp/btou/12/takahashi08.html


さて、川を離れてすぐはピストがアチコチに散らばっててどれがオンコースなのか分からず右往左往してしまったが、バイクに乗った地元の人がすれ違いざまに「ここは違う、アッチだ!」と教えてくれて戻る事ができた。

そこからしばらくは村と村とを結ぶ送電線に沿うピストを走った。
次の村の入り口ではオンコースらしい道が雨に流されて深い流水轍だらけになってて迂回をしたら案の定迷子になって、脱出に苦労した。

さらに走り続けて、あの川から80kmほど過ぎた辺りでシノハラさんに追い付かれて抜かれてしまった。

「クソー! ヤッパリ逃げ切れなかったかぁ~」

喰らいついて行こうかとも思ったけど、アフリカツインでは厳しいペースなので、無理せず諦めてマイペースを貫く事にする。

すると、すぐまた次の村に差し掛かり、今度は迷う事なく完璧なナビで切り抜ける。
村の中で迷ったのか停まっていた#27のモンゴルライダーのWRを抜いて、またシノハラさんに追い付いた。

しばらく後ろをついて走ってると、村外れで右に曲がらなければならない分岐のところをシノハラさんは真っ直ぐ行ってしまった。

僕は完全にコマ図と距離を捕捉出来てて絶対の自信があったので、シノハラさんにミスコースを教えてあげようとクラクションのボタンを押したのだが・・・

カチッ・カチッ!   ・・・あれ? 鳴らない(-_-;)

(後で分かったんだけど)ETAP-6のデューンでコケた時に、ホーンスイッチの中に砂が大量に入り混んだようで接触不良を起こしてて鳴らす事ができなかった。

ゴメンね、シノハラさん・・・


ルートが高原の登りに差し掛かったところで、オノウエさんのジムニーに追い付いた。
ピストが狭くうねっているので抜きどころが少なかったけど、なんとかオーバーテイクに成功!
しかし、前の村で抜いた#27のWRには抜き返されてしまった。

高原を下ってくと、路面も砂っぽくなってきて、そろそろデューン(砂丘)の中にあるハズのCPも近い。

ところが、GPSの矢印が突然←(左)を指す。

あれ??

と、思ったら、再び追いついた#27のモンゴルライダーも目の前でピストを逸れ、左へ90度方向転換して草原の中を突っ切って行くじゃないか・・・

しまった、ミスコースしてる!!
どうやら手前のコマのY字路を左に行かないといけないのを見過ごしてしまったようだ。

僕も#27を追走し、前方左手に巨大なデューンを見ながら道なき草原を突っ切っていくと、丁度真正面にCPが現れた。

格好としては、本来走るべきデューンをぐるっと迂回してCPに真横からアプローチする形になったようだ。


NO21-042 (640x426)

NO21-043 (640x426)

NO21-045 (640x426)


とにかく、コントロールゾーンの旗の側を通過しなければペナルティーになるので、前を行く#27より先に砂漠に飛び込んで、まずコントロールフラッグまで走りそこからターンしてCPに入るのだが、砂が深く掘れた轍が無数に走っていて、ターンするにも下手するとバランスを崩して転倒しかねない。
ターンしやすい場所を選んでる隙に#27に先にCPに入られてしまった。
そして僕がチェックを受けてると、オノウエさんのジムニーも入ってきた。
僕らのミスコースに釣られてしまったのかな?



このCPの様子はこの動画の34:50~41:58あたり。
僕と#27のWR、オノウエさんのジムニーとの絡みは38:32~39:07に映ってます。

これを見るとCP手前のデューンは結構走りにくそうで大型車は苦戦してるので、ミスコースしたおかげでデューンの一番厳しいところを回避できたのは怪我の功名だったのかもしれない(笑)

パスチェックのスタンプを押してもらいながら、これから行くべき先を見ると、なんだかデューンの向こうの雲が黒く怪しい。

もうそろそろ日も暮れはじめてきたし、なんだかすごく悪い胸騒ぎがする・・・


つづく


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96channel

Author:96channel
1973年9月生まれ♂
広島県尾道市出身
大阪市在住

営業職(機械)

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・大型自動二輪
・英検2級
・MOS2002Master
・フォークリフト
・小型移動式クレーン
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・アマチュア無線4級
・二輪車安全運転
    特別指導員

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 ツーリング・オフロードなど
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・読書、映画、音楽などインドア系も好き

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