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TBI 2012 DAY-6

5/4 「旅は四国三郎で終わる」 354.07km (DIRT60.59km)

ダート比率の少し下がった今大会はそれにまして走行距離が増えた。少しずつ整備が進む3ケタ国道も残念な気持ちだ。いくつもの取り残された限界集落を見た。人の暮らしも変わったのだが、それも行き詰っている。小さな日本の縮図のような四国は、美しい山河とそこにつつましやかに暮らす人々の美しい調和に、旅人達は心奪われていたのだ。遍路の旅は「同行二人」と言われている。自分には信じる人がついているから寂しくないのだと。最終日、旅を振り返りつつゴールのフラッグをくぐる。きっと、ささやかな安堵と満足感に心が癒されるだろう。  (~ルートインフォメーションより)
さあ、いよいよ最終日の朝を迎えた。
今年のTBIは四国に上陸して以降、ずっと雨にやられ続けて来たけど、最後の最後にようやく澄み渡った青空を拝める事ができた。今日は一日気持ちよく走る事ができそうだ♪

今日までの成績は、重量級のインターナショナルクラスは2位。
トップのまえだっちとは10分以上の差、3位のO崎さんとは3分弱離れているのでアクシデントがない限り上下することはないだろう。
総合では一つ上のファビアンさんとは29秒差。今までの状況をみるとガチでSS1本あたり±10秒くらいの凌ぎ合いになってるので、最後のSSだけでの逆転はちょっと難しそう。
後ろのかんちゃんとは1分半弱の開きがあるので余裕がある。
かんちゃんからは「クロちゃん、最後だしプッシュ!プッシュ!」とけしかけられるけど、その手には乗らないよ(笑)
そういう訳で、最後のSSは無理せず手堅く走りきる作戦。

スタートして、今大会最後のSS-10は昨夜のSS-9の逆走。
昨夜走った感じでは結構ガレてるし、落ちるとヤバイ場所が沢山あるので気をつけないと・・・



SSは予定通り危なげなく通過。後は2つのCPとグランドゴールにオンタイムで到着するのみ。
なんだか肩の荷が下りた感じでホッとするけど、最後まで油断は禁物。

6-1.jpg

しばらく走ると三菱の創始者、岩崎弥太郎の生家で心の友や木の実山部屋の面々が休憩してたので僕も一休みする。
そういえばここは'10TBIで膝を骨折リタイヤして、僕が辿り着けなかった場所だったりする。
途中その現場近くを通ったらしいが、そんな事はすっかり忘れてた(笑)
まだ朝早くて開園してないので見物はできないが、燃料の厳しいチームメイトのうしさんにガソリンを分けてあげた。

そこからダートを1本抜け、川沿いの道を下ると海にでた。
青い空、青い海、これぞブルーアイランド! 気持ちいい~

途中、道の駅に立ち寄って、海を眺めながらジェラートも堪能♪

DCIM0057.jpg

今日はタイムコントロールも緩いので、途中で道草しても室戸岬のCP-1には余裕で到着。
ここでまた面白い大変な情報が・・・

昨夜崖落ちした37Pさん、今度はFスプロケの歯がなくなって、まともに走れない状況で随分遅れているらしい

一難去ってまた一難とはまさにこの事。これで走行不能でリタイヤなんて事になったら昨夜の苦労が水の泡と化してしまう・・・
でも、この話を聞いた僕を含めた仲間内みんな口を揃えて、
「まあ、37Pさんの事だから、今頃知り合いの四国のラリー関係者に片っ端から電話掛けまくって、地元のKTM乗りからスプロケを強奪してきて、CPはブッチしてでもゴールには帰ってくるやろ~」

誰も心配してない・・・(笑)

ここからはR55をマスツーリングで北上していくが、前を走ってる人たちは途中の道の駅でみんな昼飯を食いに入ってしまった。
あら?折角このさきに温泉があるのに・・・ 
昨夜コインシャワーでシャンプーが濯ぎきれてない僕は、とにかく最初に入れる温泉見つけたら絶対立ち寄ると心に決めていたので、一人スルー。(ゴールしたら風呂に入れるハズなので早く入ってた方がお得な感じだし)
道の駅宍喰温泉まで向かう。
到着すると、F岡さんのCRFが停まってるのを発見。ラリー関係車両はその1台きり。
ここは道の駅とホテルが併設されてて、温泉はホテル側にあるので、プロテクターを脱ぎ捨てて、ホテルへ向かう。
温泉の脱衣場に着くと丁度F岡さんは入浴を終えたところで入れ違いになった。
ここの風呂はローマ調な感じでわりと綺麗で広い。他に客はほとんどいなくて、全身くまなく洗って広い風呂ですっかりリフレッシュ!

そういえば、6日目にしてこれが本大会2湯目の温泉とは・・・
いつもなら、リエゾンのタイムコントロールを上手くやり繰りすれば、温泉入ったり美味い飯食ったりする時間の余裕は作れるし、多い年は6日で9湯。1日3湯なんて年もあったのに、今年に限ってはかなり一生懸命走ったにも関わらず、そんな余裕は全くなかったなぁ~
そういう意味では、今回は僕のように競技とともに旅を楽しんでる人間にはお楽しみは少なかったかも(笑)

風呂からあがったら腹が減ったので、ホテルのレストランでシーフードドリアを食べた。
本当は道の駅の方で海鮮丼とか食べたかったけど、混雑してるようすだったし・・・
まあ、今夜は表彰式の後の宴会で肉をガッツリ食えるハズなので、まあいいか。

ホテルを出てバイクのところに戻ると、スタッフの車が・・・
「もしかして、僕が最後ですか??」
温泉でマッタリしてる間にみんな通り過ぎてしまったらしいが、まだ全然時間には余裕があるので、慌てなくても良いとの事。
アハハ、2日目以来のボトムラインだな(笑)

ルートはさらに北上して、日和佐からはまた山に向かい、もみじ川温泉の道の駅まで来ると他のエントラントの人たちも何人かいた。

その先のダートは本来は整備されたフラットダートみたいだけど、雨で出来た巨大なクレバスや、崩落現場をいくつか乗り越えるビッグオフにはなかなかパンチの利いた道だった。
さすがSSER。最終日のリエゾンといえども仕掛けてくるなぁ~と思いながらバイクを押して通過した。

そして、最後のダートは'10のTBIではSSとして使われたダート。
ここはフラットからガレ場へとコンディションがガラっと変わるし、分岐だらけで、集団ミスコースがあったりと、すごく難しいSSだったな。僕も転倒してエンジン掛からなくなったり、その後でミスコースもして散々にやられた苦い思い出が・・・
今回はリエゾンだし慎重にナビゲーションしたので迷わなかったけど。

ダートを抜けた先で、最後のパスチェックを受ける。
ゴールまであと50kmを残すのみ。
かんちゃんがCRFのスポークを増し締めしてるのを他人事のように見物しながら、ここまで無事にやってこれた感慨に浸っていた。

DCIM0060.jpg

最後なので、これまでチームメイトなのにあまり一緒に走ってなかったうしさんと一緒にゴールを目指す。
しかし、山を下りて吉野川の街に出たあたりで、これまで快調そのものだったアフリカツインに異変が・・・
コーナーを曲がる時にリアがズルッとくる。そして、その症状は進むごとにどんどんハッキリと顕れてきた。
最初はスローパンクかな?と思って信号待ちで停まってる間にリアタイヤを確認するけど、エアはしっかり入ってて問題なし。

って事は・・・ う~ん、それはなかった事にしよう(汗)
ゴールまであと僅かだからもつだろう・・・

そんなこんなで、その後はよりいっそう慎重に走りながら無事ゴールである美馬の四国三郎の郷に到着。
すごく整備されて至れり尽くせりな、ファミリー向けのオートキャンプ場だ。

DCIM0064.jpg

ついに6日間にわたる長く厳しかったラリーが終わった。
今回は走行距離が長く、オマケに毎日雨にやられて凄く辛かったけど、ゴールしてみるともっと走り続けていたかったなと寂しく感じたりするのだから不思議なものだ。

今回の出場の一番の課題はリザルトよりも、モンゴルを想定した疲れず壊さずの走りをする事だったので、大きなトラブルやミスもなくずっと安定した大人のラリーが出来たという点で、すごく充実してたし思い通りの成果が出せたので満足満足。

アフリカの方は、最後の最後にリアのスポークがガタガタに緩んでいた。
CP-2を過ぎるまでは、特に症状を感じる事もなかったのに、一気に来た感じ。
翌日確認すると、リアタイヤを持って揺すると、ホイールがグラグラしててビックリ。
スポークは1本は折れてて、他の何本かはニップルのネジがバカになってて増し締めしても全然手応えがない。
スペアのスポークなんて持ってきてなかったので、TBIがもう1日2日続いてたらアウトだったかも。
危ない危ない(汗)

バイクをパルクフェルメに収納して、バンガローで一休みしたら、37Pさんも帰ってきた。
案の定、四国のラリー仲間のつてを辿って、バイクをだましだまし運転して安芸のKTM乗りの家まで行って、その人がスペアで持ってたスプロケをもらって事なきを得たとの事。
ホント、殺しても死なないゾンビみたいな人だ(笑)

DCIM0073.jpg

↑これがその歯のなくなったFスプロケ。よくこんなになってまで走れてたなぁ~(汗)

そして表彰式。

DCIM0069.jpg

結局最後のSSは一つ上のファビアンさんと全く同タイムで差も縮まらず、後ろから追い上げられる事もなく、総合18位のままで、無事シルバーメダル(何故か実物はブロンズなんだけど)ゲット!

DCIM0071.jpg

そして、6日間苦楽を共にしてきたライバルであり旅の仲間でもあるエントラントみんなでお互いの健闘を称えあい、それぞれの身に起こった面白ハプニングを笑いあったりの楽しい宴は大いに盛り上がるのだった・・・

いやぁ~ ラリーって最高に面白いですね!


おしまい。


SS-10:21位
総合リザルト:18位
カテゴリー1(排気量550cc以上):6位
インターナショナルクラス(乾燥重量160以上):2位







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テーマ : モータースポーツ
ジャンル : 車・バイク

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プロフィール

96channel

Author:96channel
1973年9月生まれ♂
広島県尾道市出身
大阪市在住

営業職(機械)

資格・技能
・大型自動車
・大型自動二輪
・英検2級
・MOS2002Master
・フォークリフト
・小型移動式クレーン
・玉掛け
・アマチュア無線4級
・二輪車安全運転
    特別指導員

趣味・特技
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 ツーリング・オフロードなど
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・ハイキングやキャンプ、スキーなどアウトドア全般
・読書、映画、音楽などインドア系も好き

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