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RALLY MONGOLIA 2012 ETAP4-3 想定外の出来事の巻

CP-1のチェックを済ませると、その先は山間のピストを登って行くルートだけど、その大半が大雨で出来た涸れ川に飲まれてしまってるようだ。

涸れ川の中は砂が深かったり、所々まだ水が引けずに泥っぽい部分もあるが、たまたまスタート前の思い込みで空気圧を落として出発してそのままだったので結構グリップしてくれてそこそこ走れる。
ただ、重い車体の割に案外と非力(58ps)だったりするので、砂にパワーを食われてしまい、ストレートでも3・4速の低めのギアでエンジンに鞭を入れる。



「IMP(重要)」と書かれたGPSポイントのオボーで停まり、ここで本来のコマ図に戻るのでICOの距離の修正をしてると、KLEの慶山さんが追い付いてきた。

思わず「速かったねぇ~」と・・・

約45km手前で抜いて、それからここまでもマージンは保ってるとはいえ結構いいペースで走れてると思ってたし、ルートもハードだったので、僕のアフリカツインよりさらに非力なKLEでまさかついて来ていたとは思いもよらなかったので、正直ビックリした。

やるなぁ! 慶山さん!! と感服するとともに、
僕ももうちょっとプッシュした方が良さそうだなと急かされる感じがした。

そういう訳で、慶山さんから逃げるようにペースアップ!

涸れ川を出ても丘陵地帯でアップダウンをこまかく繰り返していて、しかも谷の部分のエッジがキツイので、突き刺さらないように気を付けながら走ってると、モンゴル人エントラントの青いFJクルーザーが、前後バンパーの部品を撒き散らして停まってた。
彼らはえげつないスピードでブッ飛ばしてるから、クラッシュした時のダメージもでかそうだ。クワバラクワバラ・・・
(後で聞いたところによると、横転してたらしい)

さらにピストと涸れ川の繰り返しだけど、上流に行くに連れだんだん川幅も狭くなり、ガレガレに。
涸れ川が終わっても荒涼とした丘陵地帯を縫うように走る狭いピストでところどころクレバスがあるので慎重にいかないといけないが、僕的にはひたすら真っ直ぐな大草原のパラレルピストをドカーンと走るより、こういうせせこましい所をクネクネしてる方が好きなので走っていて面白い。

この辺りでかんちゃんのCRFとバトンさんのWRを立て続けにパス。
さらに左右にうねって荒れた涸れ川の中でASOさん/ヨーコさん組のエスクードの姿を捉えた。
川底は深い轍が無数に刻まれていて、股下のバイクも暴れまくってるけど、コーナーを一つこなす毎に確実に距離を縮めていってるのが分かるので、お構いなしで攻め続ける。
前に走ってる、車やバイクを見かけると、テンションが上がるのは僕だけではあるまい(笑)
ついにロック・オン! 相手が4輪なので、間違っても絡まないように慎重に場所を選んで抜いた。

丘陵地帯を抜けると、再び平原に出てきたのでホッと一息つきたいところだけど、コマ図にはない涸れ川が頻繁に出てくるので、油断できない。

大きな涸れ川を横断した所から、川沿いにまた山の方に向かう。
山間のアップダウンのあるピストをえっちらおっちらと走ってると、「!」の付いた窪みを超えたところに停まってるのはカナイ君のKTM。

ブッ飛んだな・・・

近付くとその窪みは結構深い。
一旦停まって、状況を確認してから気を整えて、エイヤッ!と突っ込む。
ゴンッ! ガンッ!! と腹を擦りながら無事乗り越えると、痛そうな顔して見てたカナイ君から、
「おおぉ~」と歓声が(笑)

カナイ君、この窪みに突っ込んで前転して、肩の骨が外れたとの事。
元々、以前脱臼してて癖になってるので、自分でハメたし、痛みが引いたら走れるから大丈夫だって・・・

僕も林道で崖落ちして肩の脱臼は経験あるけど、筋も伸びるのでメチャメチャ痛いハズ。
あの時は車に乗せてもらって病院にいく道中でコーナー曲がるたびに叫びたくなるほどの激痛が走って、変な汗がドバドバ出たのを覚えている。
痛みを知ってるだけに、この先の長さを思うと気の毒で仕方ないが、痛みが落ち着くのを待つだけのようなので先に行く。

(余談だが、僕が崖落ちしたその林道は、仲間内には「脱臼林道」という恥ずかしい名で呼ばれてたりする(涙))

さらに走り続けて、RCPまであと2km!もう少しで休憩できると思った矢先、アフリカツインが突然の失速(汗)

そう、ガ・ス・ケ・ツ・・・

途中でリザーブに切り替えてたので、ホントに空ッケツ。まさか!

途中、何度か距離修正してるので、実際の走行距離をモニターしてるMD30のトリップで確認すると、まだ260kmしか走ってないのに・・・

このラリーモンゴリアでは、レギュレーションで満タンでの航続距離は280km以上と定められている。
そしてガソリンを補給できるRCPも大体その位の距離に設定されているのだが・・・
アフリカツインの燃料タンクは23Lなので、リッター12kmチョイで走ればいいから、あんまり余裕はないけど大丈夫だろうと思ってたんだけど、思ってた以上に燃費が悪い!
20kmも足りないのは、場合によっては命取りだよなぁ~ 走り方を考えないと。
ここまでのルートは涸れ川が多くて結構荒れてたし、勢いを保つ為に結構低速ギアで引っ張ってたのもマズかったな・・・

まあ、こんな事もあろうかと、900ccの携行缶をテールバッグの上に括りつけていたのが幸いだった。
これも、本来は持っていくつもりはなかったけど、モンゴル経験者のアフリカ乗りの方から、絶対持って行った方がいいと促されて、出国の数日前に慌てて購入したものだったりする。
先輩のアドバイスを素直に聞いててホント助かった。

しかし、ガソリンを移し換えてるところをASOさん/ヨーコさん組のエスクードが通り過ぎて行く・・・
せっかく抜いたのに、RCPまであと僅かなのに、逃げ切れなかったか。

あ~あ(笑)



つづく




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テーマ : モータースポーツ
ジャンル : 車・バイク

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96channel

Author:96channel
1973年9月生まれ♂
広島県尾道市出身
大阪市在住

営業職(機械)

資格・技能
・大型自動車
・大型自動二輪
・英検2級
・MOS2002Master
・フォークリフト
・小型移動式クレーン
・玉掛け
・アマチュア無線4級
・二輪車安全運転
    特別指導員

趣味・特技
・オートバイ
 ツーリング・オフロードなど
・DIY
・ハイキングやキャンプ、スキーなどアウトドア全般
・読書、映画、音楽などインドア系も好き

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